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ゲームをやらないけど、ストーリー部分だけ知りたい方用のページです。
ネタバレが含まれますのでご注意下さい。
プロローグ
かあさん かあさん
なんだいぼうや
どうして「くらやみのもり」へ
いってはいけないの?
それはね
こわいこわいおおかみが
おまえをたべてしまうからさ
ー北の町の童話よりー
あるところに
1人の可愛い娘がおりました。
その娘は いつも
赤いずきんを かぶっているので
みんなから
赤ずきん
とよばれていました。
ある日
赤ずきんは 森の向こうのお家へ
新鮮なハムと 真っ赤なワインを
届けることになりました。
「いいかい?赤ずきん
暗闇の森は とっても危険だから
くれぐれも気を付けていくんだよ」
「ええ わかったわ」
こうして
赤ずきんは 暗闇の森へ
1人歩いていきました…
第一章 暗闇の森
こんなところに イバラが…
これじゃ 通れないわ…どうしよう…
うさぎさん
「やあ赤ずきんちゃん」
赤ずきん
「こんばんはウサギさん」
うさぎさん
「良い月夜だね。でも 1人でこんなところを歩いていて大丈夫なのかい?」
「この森には こわいこわい 狼さんがいるんだよ?」
赤ずきん
「私は平気よ。狼なんて こわくないもの」
「それより ねぇ ウサギさん。門のイバラが邪魔で通れないの。何か良い方法はないかしら?」
うさぎさん
「イバラかい? そういえば さっき役に立ちそうな物を拾ったけれど」
「タダであげるわけにはいかないなぁ…………そうだ」
「僕の 大好物を 持って来てくれたら その物と 交換してあげるよ」
赤ずきん
「そう 約束ね」
(ニンジンをウサギさんに渡す。)
赤ずきん
「はい ウサギさん」
うさぎさん
「わあ 僕の大好物を 持って来てくれたんだね」
「ありがとう。 それじゃあ 約束通り これをあげるよ」
大きなハサミ…!これなら あのイバラも…!
赤ずきん
「これでイバラを退かすことが できるわ。ありがとう ウサギさん」
うさぎさん
「いえいえ こちらこそ。気を付けて 進むんだよ」
「ありがとう。 それじゃあ 約束通り これをあげるよ」
これでイバラを退かすことができたけれど…
門が閉まっているわね
次は この門を開けないと
早く会いたいな…待っててね…